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続々(7) [陸貞伝奇]

すっかり究極の童顔様にやられている
まあ48では究極の大人顔だし、私は
キャラがはっきりしている人が好き
昔は松田聖子に中森明菜ですもの。

さて陸貞伝奇は、方向は真逆だけど
したたかさは共通項です。

1)皇太后の復活に協力
これ本来なら全く必要ないですよね。
でもこれで婁家や皇太后の金庫を確認
(極端にいえば資金の流れから
所有している軍事力まで透けて見える。
しかも婁家長年の付き合いの商家も
一掃できるのだから、陸家商店も隆盛)
怖い見方をすると、反対勢力の炙り出し。
結局皇帝・皇后・皇太后・婁家を一掃し
介入した魏(北周)と陳をけん制し
皇后の出身の旧梁の勢力を一層した。
女官も結果半分を粛清することで
陸一派しかいない状況になった。
味方の皇后勢力(王尚儀一派まで)
を一掃できたことは大きい、味方を一掃
するのは困難を極めますから。
しかも腹心2名まで排除することで
個人的な弱みを排除。陸家の内事情まで
知る玲瓏や冷宮時代からすべてを知る
丹娘がいなくなることは、陸貞にとっては
いいことずくめ。

2)織染職と窯業
これにより、国税の額を減少させることで
主計の力をそぐことは三省六部の権威を
下げ、資金源を持つ陸貞の権力を増大。
特に軍事費を握ることで、雨林軍の実権を
握ることは首都防衛の要を掌握する。

陳国公と徐氏、そして杜国公を身内とし
張大臣を味方に引き入れ、王氏の影響力を
低下させている。
陳国の旧梁皇族の影響力を排除し(養母で)
皇后冊立を人質として、また叔父陸尚書を
通じて、隣国の政局も握る。
魏については、内乱加担で対抗する大義名分
(特に婁氏残党狩りで侵略も可能)があるうえ
西域貿易の契約上背後の各国とけん制も可能
(宮外の3年で政治的、軍事的、経済的に
包囲網を敷いたといっても過言ではない。
これはやはり出奔していないと難しい。
受け入れる側は出奔しているいないに拘らない
実際吐谷渾の契約延長拒否は、ゆさぶりと
考えても問題ない。西域で新たに契約先を
増加させてきているのだから、その状況を見て
陸貞が帰国後延長いないことはないだろう。
いや代理権を縮小して再契約したと考えるのが
普通だろう。婁氏昵懇の業者を切って新規業者
(というより陸家昵懇の業者を入れたと考える
のが普通だろう、そして切った業者も陸家関係
で面倒見ることで寝返させるのだろうから)
を入れている事実からも、当然だろう。
まあ陳国の産業も握っているのだから可能だ
魏(北周)の産業にも大きな影響力をもった
陸家を回すことで、表と裏で経済をまわせる。

したがって、男勝り(木登りもするし、30里も
殿下を搬送した行動力)なことから、剣技でも
習得して、(まあ馬には乗りまくるのだから
まんざらでもない)軍事力にも口を出したり、
陸貞に全幅の信頼を置くだろう沈嘉彦は
(皇帝と兄弟の情があり、陸貞を妹として
脇差を送っているし、継母はくらんさいの繋がり
沈国公は皇帝に絶対的な配下礼をしている。

徐氏は皇帝の義兄であり、内乱時に現場の
双頭の龍として陸貞とともに獅子奮迅の
働きをしている。

杜国公も娘の全快と後宮での待遇から全幅
の信頼をおいていることは疑う余地なしだ。

また、皇太后とのやり取りは当然伝えられて
いるだろうから、織染業や官窯の関係者も
絶対的な信頼を置いているのは明白で
出奔後の停滞はその弊害でもある。

後宮での数々の陸貞への陰謀等やその責め苦
その後の対応は残るはずだからカリスマ性は
半端ではないはず。見習いから七品まで昇格
したことすら、評判だし、早くは4級から2級への
飛び級すら前例のないことで

最後にやはり唯一皇帝の頭のあがらない
長公主が皇太后により殺害されたのは
女の戦いをする以上結果好都合だった。
しかも皇太后により殺害されるときに
遺言として公共の場で宣言している。
姉としても認めていると。(国家のためにも)
しかもそのあとで、実際陸貞は長公主の
遺言に則り、身を捨てているのだから。
しかも今回は事前に救出されているのを
危険も顧みず帰還しているのだから。
しかも、皇太后も脅す際に男並みの拷問だ
未来の皇太弟妃として皇太后すら認める
陸貞に対して、公然と拷問をして、しかも
武門の誉高い長広王に利き腕を落とせと
まで迫る。まあそうなると家訓ですべてを
失うのだから死ねというようなもの。(辱めでもある)

そして、次期皇帝高緯と逃げた逃走劇と
身代わりになった部下の美談なんて
いかようにも宣伝されたであろう。
実際彼女を一級宮女にしたのは高湛であり
陸家再興時に付けたのもそうだった。
妊娠疑惑事件を解決したのも彼女で
あの一件は長公主も最後に言い放ったほど。
最後まで陸貞に従い、演に直々に名をいって
もらえるほどの腹心だった。

また皇太后を仕留めた時も、危険を顧みず
しかも軍人ではないものの捨て身の行動で
付き添ったものがいたことなど美談そのもの
彼らたちが復興後の織織や官窯を復興させた
のだからそりゃ忠誠心は国というより陸貞
個人というほうが納得。

3)出奔時
実際、復興には相当の時間と金が必要
だったはず。陸貞がいてもいなくても直接は
関係なかったはず、陸貞のつくったシステム
こそが重要であり、実際の人事は行使済、
女官管理システムに織染と官窯の収入
納入業者のバックアップシステムがあり

まあ乗り込む前に高緯に対し
勇敢な父
慈愛に満ちた母
天下一の英雄の叔父
といっているが
最も勇敢で慈愛に満ち、聡明なのは誰と
数々の国難を自ら解決してきた。
財政破たんを他国からの侵略を
まあ史実は逆の結果だけどね。

その後のネクストワールドが展開され
北斉が北周に滅亡され、その後北周が
楊堅により隋が陳を滅ぼし統一となったが
それを滅ぼしたのが李家とは奇縁だ
(妹の、本来なら陸貞本人の嫁ぎ先
実際の李淵は鮮卑人で、漢人の戸籍を
買ったともいわれているから面白い。
いくら陸貞に不許を買おうとも、実際には
妹の嫁ぎ先として目をかけているうえに
官吏の家柄だから、陸貞が一品になった
以上それなりの爵位はいただいただろう。

北斉が北周に滅亡されたとき、史実は
宮廷関係者は一掃されたが、この架空の
設定は生かしようがある(苦笑)
実家の豪商陸家の財力もあり、逆に
国公に封じられたとしてもファンタジー
として問題ない。
鮮卑族回帰も商売から長けている陸家を
経済的バックにもつから問題な。
また陳についても、群王を叔母に持ち
主側の血筋をもつ陸貞に対しては、
物語上公主を皇后として維持している以上
影響力があったのも当然だろう。主力産業を
陸貞に握られている以上、相当影響があったと
また後梁の蕭氏も出てくるが、これも皇后と
王尚儀あたりからいくらでも作成できそう。
確かに、576年に自殺して、財産没収に
一族諸王連座でもなんとかなりそうだしね。

これなら、隋に対して臥薪嘗胆という話
まんざらでもないね・569年に崩御設定で
43歳だから陸貞は35歳の設定となるなら
さすがに618年には80歳超えはきついか

4)候景の件
これなんていかようにも利用できる。
一応東魏から梁の経緯そして、「漢」や
まさしく奸臣を演じるにふさわしい。
陸貞の実の父の暗殺の背景や、公主の
梁の背景など、ここにも共通の敵が実は



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