SSブログ

ある意味 [紅楼夢]

紅楼夢を読み続けるほど、中国の古典は
有職故実の絶対的知識量と絶えず慣れを
試されされている感覚に浸る感じになる。
さらにはアイドルオタ並びに2次元萌えを実感。

特にグループアイドルが一般的になった
87年時の中央電視、AKBの現在といい
わたくし的にもリンクするのが怖いぐらい。

「金陵十二釵」とはいっても色々萌えるものと
一層「林黛玉」の絶対さが際立つというもの
これ今の48オタとして身を置くと、とっても
わかりやすい。

「正冊」は選抜メンバー
「副冊」はアンダー
「又副冊」はネクストということでしょう。

そのなかでWセンターなのが
「林黛玉」と「薛宝釵」の2名であり
(そうだから詩も一緒だと、そうなんです。)
なかでも絶対的センターが「林黛玉」
もしあなたが松井珠理奈推しならまったく
抵抗なく入れるはずだ、以前がそれほど
入り込むことなく、今強力に紅楼夢に
のめりこむ状況変化はこれが理由かも

SKEなのにAKBデビューの早いW松井
すっかり病弱「珠理奈」芳醇「玲奈」も定着
年齢差はそうでもないが大人度を見ると
結局実利重視の48だと圧倒的に玲奈さん
でしょうが、ぜひ珠理奈オタは一度紅楼夢
読んでみてね、流した涙の量、珠理奈も
決して負けていないと思いますよ。本当。
全く、黒ちび珠理奈から白ちび珠理奈に
変わった12歳の時代に林黛玉役を珠理奈に
やってほしかったなあ。顰顰顔が美しいのは
厳しい表情の美しい珠理奈にぴったり。
肩も華奢だし真っ白だしね、やってほしいなあ
紅楼夢を栄で(栄国亭だし)、王煕鳳なんて
OBにならいるぞ鰹が適任、辣腕だが、唯一
年下に敬語という林黛玉(珠理奈)だし、
丁寧語の薛宝釵(玲奈)とは、まんまですな。

このようにアイドルオタ的視点で見るのも
面白いですぞ(苦笑)漢詩での競争など
結構ガチだし、林黛玉は結構男前だしね。
まあ科挙とはいわなくても、女性としては
非常識なほどの養育・教育を受けていましたし
事実、内心、教養で、ありきたりの男性風情に
負けたなんて一度も思ったこともないでしょう。
林如海にもそのように教育されたしね
実際栄国亭にきてから教育レベルは低下
琴も昔はお稽古していたなんて出てくる。

まあ愛想はよくない、使用人受けもよくないが
その絶対的な美貌と圧倒的な教養と氏素性の
高貴さで唯一な存在だと。まあ死ぬ間際に
自分で「清浄」と発言していますからね。
穢れを経験していない絶対的な透明度がある
(宝釵はある意味知っている感があるんだよ)
(1)傾国の美女(これ最上級)
顰顰なんて西施の準えだし、「民明書房」の
謂れも由緒正しいのか(苦笑)「古今人物通考」
なんてありますしね(苦笑)

黛玉は侯爵に列した家柄で、父親は探花及第
妻(母)は貴妃を出す、建国時の元勲の家柄の
超富豪ですから、その中でいきなり、外孫筆頭で、
即内孫に模されるのだから(実権者:王煕鳳により)
まあ黛玉は墨をあらわすでしょうし、眉(眉墨)
からも、そしてそれは教養の裏付けでもありますし。
竹は筆ですしね、まあ、何もない時代でも硯と筆は
唐物ですからね。黛玉は中国を知るほど魅力的に、
それは薛宝釵にもあてはまり、中国で家運長久を
望むなら宝釵しかないともいえます。

拙速にあえて結論を何かしら望むというならば
まず宝玉と黛玉が結婚し、黛玉がまず正妻となり
一方、宝釵が側室となり、事実上黛玉の筆頭
執事で辣腕を振るえば一番よかったんでしょう。

03daiyu.jpg
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0