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こうなると絞らないと [紅楼夢]

大体のあらすじを追いかけていくと
続編(スピンアウト含)が気になるが
さすがに和訳ものが皆無なので
研究者(大学教員)の発表のPDFを
見漁ることになりつつあるのが怖い。

さて2010年版も見慣れてくると
ある程度、イメージ補正がついてくる。
すなわち、人間ではなく衣装などを
記号として認識することである。
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そうなると、主に薄緑系統の涼しげな色合いの
衣装が多い林黛玉がまるで特別扱いのようで、
ある意味心地いい。まさに、翡翠の化身のよう
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【蒋夢婕さん】
でもある。まあ林といえば竹林だし、絶妙だ。
(1枚目、当然女性陣の左端の方がその役の方)
翡翠は中国では「玉」であり、特別な存在
これは、宝玉もそうで、金玉の契り・・・よりも確かに
結局、宝玉と黛玉は特別な存在という。

一方すでに伝説になっているともいえる
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【陳暁旭(陈晓旭)さん】
でも紫や紅白(梅)も見たいんだよね87年版のように。
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*この図柄でDVD(87')は統一されているぐらい。

結局、5話の話中で列挙した、予言を(12詩の
内容と途中の燈謎の因果も含めて)どう実現
させるかどうかも含め、いかに物語として展開
させるのかが肝要だということでしょう。

女性を尊重しているのは、一見そうなのだろうが
現代から見るとそれは、男の都合が極端に前面に
出ているとも思える。すなわち女性は若くして
その役割を終えるということ。老いる(もしくは結婚
する)ともはや仕切りたがる権力者でしかないと。
愛でる対象とか、風流ではなくなるということ(?)
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*北京オリンピックにおける首席女性だよなあ
(国家の威信を賭けた行事で、口パクさせても
中心に立たせたからなあ、そういう外見ということ)
幼年時の林黛玉を林妙可(リン・ミャオコー)
さらに「美人心計」の杜雲汐の幼年もですから、
どれだけプッシュがすごいのか・・・
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Img346423419.jpg
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こりゃ美少女最強か

現在は少しイメージが変わって批判されているが。
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