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第2弾というより(3) [陸貞伝奇]

実際、このシリーズのなかで一番陸貞が
魅力的なのは磁器を作成しているとき
なんだよなあ。(それに関連している含む)

最初の出場シーン(1話)も、陸家のピンチ
磁器が黒く焼けて、一族総斬首の危機
皇太后からの即位磁器依頼ですから。
古式の焼き方を文書から復活させた
(結構ただものではない、数え17歳だし)

女官登用試験は、陶器窯で白磁の瓶だし
殿試追試も複数の白磁だしね。

司宝司での一番のエピソードも飾り彫りだし
それが官窯の起業のきっかけであり、
あわせて、実家が陸貞不在になってから
磁器をおさめられなくなっていることを知るし
(玲瓏から)その結果、陳からの輸入に
頼り切っている状況も把握することになる。
(なおさら、官窯の重要度が高まる)
劉家では上質の磁器は納品できない
ということは斉で磁器は陸貞頼みと
すでになっていたということですね。
(官でも民でも)

周の武帝の青銅器の関係で内府局(長)と
親密になった結果、登用試験でも更に
その結果、透かし彫りの技術に触れる
事ができたので、対外的に競争力のある
白磁を作成することができた。結果
年間20万両(年税額のおよそ半分)の
取引をまとめ上げる。

よって超絶技術の管理者であり、伝承者
でも野蚕の確保や育成の管理者であると

これ中国の殖産興業の2大技術を掌握。
しかも西域の諸国とはあの離席の3年で
トップセールスをしたということですから。
さすがに皇帝の妃が諸国に知られていない
わけがないですよね。秘押がどれだけ。
(まあ斉の首都「鄴」一番の御用商人の
陸家の当主ですからね。あとは魏と陳。
しかも、かぞえ17歳で陸家から失踪した
形の時、全部の仕入れ等をやっていて
すでに首都では知らない人がいない状況、
一年で7品に昇進、女官になってから
1年で六品に昇進(7年かかったという
コメントがあり)、さらに宮殿の修理で
司計司から6千両程度しか捻出できないと
回答があった結果、朕が就任して2年で
との下りから、五品尚宮(皇帝が就任時は
まだ陸家のお嬢様でしたね)だから
「五品尚宮」就任時はまだ数え19歳。
帳簿の穴を2万両埋めさせられたとき
婁尚侍と一回り異なるという下りがある。
婁尚侍が筆頭ですから(内侍局)30歳か。
王尚儀(管理・儀典担当)が次席で
表印(半)を持ち、年齢は25歳前後かな。
そして、陸尚宮(総務担当)が三席で
裏印(半)を持ち19歳となる。

本来分担は、内侍局内で決められる
だろうが、勅命で指定というのも3席故か




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