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みなさん身勝手なことで [雑感]

今回の大塚家具の件ですが
日本は本当、日本以外の
富裕層のビジネスが苦手

世界的には特権階級と
成金と双方のビジネスモデル
があり、日本にはそれ以外の
第3の富裕層ビジネスがある。

一番のキーは「松下幸之助翁の
水道管ビジネス」に一般的な
「お客様は神様理論」である。
これが一番従業員に誤解を招き
日本の経済を沈滞化している。

匠大塚が現在順調な理由は
センターである春日部と
本店イメージの日本橋しか
固定拠点がないことである。
法人部門という経費で落とせる
メイン顧客に富裕層への
コンシュルジュ(担当者)対応。

いっては悪いが大塚家具の
ままではできないリストラを
した結果の理想会社が
匠大塚であったということだ。

確かにカジュアル&価値最高
路線(個人顧客中心)に
大きく舵をきった大塚家具と
路線がバッティングしない
法人&高級路線は、現在日本で
唯一高い粗利益を見込める分野
しかも日本国内の家具メーカーは
どうしても匠の路線でいかないと
市場を確保できないのだから
匠についていくのはやむをえない。

本来家具屋姫がやるべきことは
大塚家具の高級路線の店を
厳選してさらに高級化して
海外富裕層が都内などにもつ
高級マンションなどの家具を
リッチコンテンツとして販売
店舗を再編して、複数のブランド
展開を再構成して、その一部に
超高級路線の本体のショールーム
を展開していれば、内部留保の
100億以上を原資にして
対応可能であったはず。

カジュアル家具といっても
衣料品のように枚数を稼げる
わけではない。
高級家具の粗利からすれば
1か月に1つ売れば従業員の
給与は賄えるレベルであり
ニトリ級なら毎日売っても
厳しいのが現実なのだ。

だから匠大塚が買収してしまうと
いまのスリムな匠大塚の
固定費が激増するので
共倒れは必至だったのだ。
日本人以外の特に超富裕層を
見なかったのは日本人らしい
共産国家教育の成れの果てだ。
お安く皆様には富裕層ビジネスとは
もっともかけ離れている思考。
結局ニセコのビジネスも
底辺が日本人経営者で
おいしい富裕層ビジネスは
豪州や華僑に持っていかれて
いるというお粗末ぶり。
いくら景気対策をしても
サラリーマン家庭でばかり
育った人間ばかりじゃ
型にはまった人間ばかり。
これが一番の閉そく感ですねえ。

さてさておんなじことは
どこでもおきているのだが
他人事でいられるのは
いつまでだろうか
ニトリで家具を買うような
家庭で自分の判断を勝ち誇って
いるかたがたは明日は我が身。
貴殿が勤務している会社も
同じようなもんだ。だから
ブラックでしょ(苦笑)



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