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第2弾はますます(6) [陸貞伝奇]

このように、スピンアウト作品を自分で
いろいろ考えられるのがまず楽しいね。
一般的に、紅楼夢もそうだが、序盤で
全体像をネタ明かしするのが中国流
ですねえ。まあ紅楼夢もそれがヒット
する秘訣と知って、あえてその形式を
とったからなあ。曹さんは(苦笑)。

先に書き込んだとおり、王村(王荘)での
一時に相当なネタばれがあります。

あと、時間の進みがどうもわからん。
おしろい代の補填のときに皇太后が
陸貞を18歳の小娘といっているん
だよなあ、ここだけ満年齢だろうか?

数え17歳で入宮し、半年で女官試験
に合格(17歳の6月?)ということは
早生まれだな、1月生まれじゃないと?
まあ旧暦には間違いないから、6月と
いっても、閏月もあるだろうしねえ。
女官試験は年に1回実施らしいから、
次の女官試験の実施は、年齢から
言うと18歳の6月に実施しただろう。
ここで、例の八品に降格させられた後の
皇太后との約束の七品への復活の
女官試験になるのだろうから、そこから
1ヶ月の官窯の立ち上げ準備期間等を
見込んでも、1年で六品というのは、
8月ぐらいまでは最短でもかかる計算
になる。養父の敵を取り、そして蜂事件
から10万両の手付けで五品尚宮への
昇格、そして監査で婁尚侍をしとめ
そこなって皇太后への埋め合わせが、
年末の12月までに終了ですから、
(当然傾きかけた陸家の立て直しと官窯
の収入が定期的に入る状況整備含む)
すごいスケジュールだ。本当に時系列を
組んで計算したのか、作家さんは(苦笑)

皇太后内乱1次にそして2次も季節は
大きくは変わっていない雰囲気だから、
冬ではない季節、19歳の年におきた
事だろうと推測される(春から秋にかけ)。
まあ、女官試験の実施どころではない。
陸貞自身は、途中で三品昭儀になって
いるのだから、もう、試験は関係ないな、
女官の最高位が通常は五品なのだから
そこからは以才授官しかないのだし。

だから、三品昭儀はもちろん、その後の
鳳印の預かり、宮妃による皇子養母等
一連は19歳で経験したことということ。
まあ朝議に参加も19歳なので、構成員
としてはダントツに若いと言うことになる。
(織染署の守として、まあ宮女の定年が
25歳なのだから、実際玲瓏は優秀だだ
最後は25歳だったということ)

そこから3年間、宮廷を離れていたから
復活して一品になったのは22歳という
ことですね。10代の皇帝が幼いという
ぐらいだから、宰相の22歳はどうなの?
実際、皇后から鳳印を預けられたときは
皇后が妊娠中だから、19歳になった
ばかりか、城壁から飛び降りたときは
すでに三品の昭儀で、すでに皇后自身、
陸貞が後宮の実質的運営者と認めている。
(皇太后内乱1次と2次の間だから)

まあ、官窯の手付け10万両で3年間の
契約を再契約しないくだりから、丸々
3年間ではないような、3年後は年の
標記的に3年だから2年1月もあり得る。
その時、自分の年齢が30歳を越えたと
高湛が話しているから、逆算すると
陸貞と知り合ったときは24・5歳だった。
8歳程度の差か、普通にあることだな。

紅楼夢も少しスピンアウトの持論を展開
しましたが、陸貞伝奇もやはり、陸貞に
こどもを産ませてあげたいなあと思う。
まあ皇后冊立のほうは、女侍中とトレード
オフになるだろうから、本人も望むかは
微妙なんだけど、あれだけ体を張った
からには女子でもいいので陸貞の聡明さ
(薛内侍長から続く、斉の女官の血筋)
を受け継ぐ人間の設定がほしいなあ
まあ、斉は滅亡するから、陳に亡命して
さらには隋に生き残るなんて面白そう。
その結果隋が短命で唐に移行したとか。

実際ケイ州窯とからませていて、河北省
で全部完了とは簡単、鄴(ギョウ)にしても
邢(ケイ)州窯にしても、今の北京にしても
主人公の趙麗穎(廊坊市)にしても。
さらには、邢州窯は白磁が有名で(唐)、
漢時代にまでさかのぼる青磁の越州窯と
ともに有名ときたもんだ、本当、ミックスが
お上手ですよね。青磁は例の陸家全滅の
危機の時の黒くなった理由を古書を元に
解決しているのだから推して知るべし。




                                   


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